『アクエリオンEVOL』第1話、2話
主人公のアマタは前作の主人公アポロとは正反対の気弱そうな男の子でヒロインのミコノちゃんも可愛いけど自分に自信がなくてできないもの同士だね、と言ってしまったりとこちらもプライドの高い前作ヒロインのシルヴィアとは正反対だ。そして堕天翅に代わる今回の敵、アブダクターの最初に登場した敵・カグラは中の人はバナージや一夏氏ねだけどなんかアポロっぽいし、ハガレンのエドよろしくやたらと合掌する眼帯のひろしはどう見ても不動司令だ。そのうち友を思わぬ者はネオ・ディーヴァには要らん! 即刻立ち去れ! とか熱いセリフをかましてくれるのかな?
アブダクターという新たな人類の敵の脅威に晒される前作から一万年と二千年後の世界じゃネオ・ディーヴァという組織が前作の強行型アクエリオンっぽいアクエリアというマシーンで戦いを続けていたが、男女が普通に気持ちいい~! と合体していたディーヴァとは正反対にアクエリアの暴走を恐れる上層部の意向により、男女別々でその訓練所にはベルリンの壁よろしく分厚い壁が立てられていた。そしてますますビリドーを募らせる健全な性少年はサイボーグ教官に電撃による制裁を受けたり、男子との合体に興味津々な女子もシスターっぽい人にハレンチだわ! と古手川さんっぽく窘められていた。まさに生殺しもいいところだ。
バイト先の映画館でミコノちゃんと知り合い意気投合したアマタがさっそくいい感じになっているところで突如襲撃を仕掛けてくるアブダクターの狙いは人類を拉致し前作の堕天翅族同様エネルギー源にすることのようだ。そこにネオディーヴァのアクエリオが急行し勇戦するもののアマタには全く歯が立たない。そして瓦礫の下敷きになったミコノちゃんを助けるべくテンションが上がると体が浮くという微妙なエレメントを発動したことでアマタはアクエリオのコックピットに搭乗してしまうことに。だがそれをきっかけにアクエリオは司令部が危惧していた禁断の男女合体を発動させ、前作同様に男も女もアヘ顔ピースサイン(違)でアクエリオをアクエリオンエヴォルとして覚醒させ、最初は不慣れな状況に劣勢に立たされるものの瞬く間にカグラの部下たちを一掃していた。
そこでアクエリオンの代名詞と言ってもいい無限拳をかますと思いきや、ミコノの手の柔らかさ、温かさに欲情、もといリビドーを爆発させたアマタは解愛・天翔突をブチかましカグラの機体を宇宙まで抱えあげて小惑星に激突させ甚大なダメージを負わせていた。それでも俺はまだやれるというカグラを制止したのは同じアルテア界の神官であるミカゲだがこの人も前作のガチホモことトーマ様っぽいな。人気出たらそれこそカグラとの薄い本が出そうな感じだw あと気になるのはやはり崖の上でハガレンのエドよろしくアクエリオンの誕生を祝福していた眼帯のひろしだがこの人も不動司令の生まれ変わりか何かなんだろうな・・・・・・
突然アクエリオを占拠し、あまつさえ合体までさせてしまった張本人を見逃すわけにはいかず、搭乗員のカイエンにその場で腹パン、拘束されてしまうアマタとミコノ。これからネオディーヴァで訓練に励むことになるのだけど他のメンバーも個性的な人物が多いし彼らとの関係がどうなるのかも気になる。そしてアクエリオンの中で見た葬列とミコノとカグラの結婚のようなシーンなど早くもNTRフラグが立ってるけど彼等の行く末もこの物語の大きな鍵になるのだろうね。
とりあえず前作が大好きだった俺には相変わらずのバカバカしい戦いぶりや卑猥な合体シーン、アポロや不動司令やトーマ様の生まれ変わりっぽいキャラが出てきたりとなかなかに期待できる始まり方だったし今後も注目かな。
テーマ : アクエリオンEVOL
ジャンル : アニメ・コミック