『僕は友達が少ない』第11話
縁日といえばたこ焼きだということでたこ焼きを熱く語る小鷹はシャーペンを握りつぶさんほどに力を込めたりと完全に常軌を逸した振る舞いを見せていたが、マリアや小鳩ちゃん、肉も幸村も賛同し結局夜空も巻き込んで縁日に参加することになった。当日は理科も珍しく髪を下ろして浴衣を着ていたけどやればできる子だったのね理科w 肉と幸村、マリなんとかさんの浴衣姿も可愛いが小鳩ちゃんが普段着なことに関してはさっそく肉が難色を示し、レンタル浴衣の店にこれ幸いと小鳩ちゃんを連れ込んでその可愛さにブヒりまくっていた。
その最中どうして外見で誤解を招くことが多いのにブリーチに失敗したヤンキーみたいな髪を染めないのかと疑問を投げかける肉に綾波よろしく絆だからと応える小鷹。母親の容姿を受け継いだ小鳩ちゃんと違い髪の色だけが数少ない母親との絆だから染める気はないという小鷹はやはり家族を大事にする好漢だと実感させるいいシーンだ。そんな小鷹の手を握り締める小鳩ちゃんの姿も家族の絆を感じさせるいい場面だ。
チョコバナナをいかに卑猥に食すかという相変わらず歪みない行動をする理科をよそに夜店の出し物で張り合う夜空と肉、そしてたこ焼きに異常なこだわりを見せる小鷹の対比が面白い。お前はどこのグルメ漫画の重鎮か何かだよ? とりあえず店主を呼べ! そして理科は射的に意外な才能を発揮し見事に×箱を手に入れていたがどうみても射的の威力がまともなそれのものではない。とりあえず銃刀法とか大丈夫か?
とりあえず最後の締めに買ってきた花火をという隣人部だが残るロケット花火を油断しきっていたせいで夜空の髪に火の粉が飛び、一瞬某炎髪灼眼の討ち手のような感じになっていたが小鷹がバケツの水をぶっかけて何とか事なきを得ていた。しかし夜空はそのまま夏休み明けまで部活に顔を出すことがなく隣人部には重苦しい雰囲気が・・・・・・
だが新学期初日には夜空は遅刻ギリギリながらも教室に姿を現していたものの萌えポイントである黒髪ロングはばっさり切られてショートカットになっていた。そこでようやく夜空がかつての親友だったソラであったことを思い出す小鷹、いくらなんでも鈍感すぎるだろと思いきや思わず夜空も人目も憚らず泣き崩れる始末だった。とりあえずもう次が最終回っぽいけど夜空と小鷹の関係がどうなるかは気になるところだな。